第6話 作戦失敗!!! 歩兵軍・・・夜が明けました!!!アンブさん!!!後8時間です!!! アンブ・・・うっせぇーーーー!!!だまってろや!!!・・・・・・・・ 〔本当にうまくいくんか!?この作戦は!?だ・大丈夫や・・・落ち着け・・・おちつくんや ・・・ワイは間違った事がないやろ!!!・・・〕 ゴゴゴゴゴゴ・・・ 歩兵軍・・・うわぁっ!!! アンブ・・・今のはでかいな・・・震度15ってとこやな・・・っそうだ!!!ミサイルは?ミサイルは大丈夫なんか? 歩兵軍・・・異常発生!!!右に2℃ずれました!!! アンブ・・・なに!!!早く直せ!!!時間はないんやぞ!!! 歩兵軍・・・し、しかし発射台が・・・ アンブ・・・くっそぉ!! アンブは目の前にあったカップを床にたたきつけた アンブ・・・将軍も手伝ってくれ!!将軍!!!どうした将軍? 将軍・・・も・・・モンスターが・・・モンスターランドの見物用モンスターが・・・・ぁぁぁ!!!入ってきたぁぁぁ!!! アンブ・・・ちいっ!!!ここはワイにまかせて発射台を直してくれ!!! 将軍・・・承知!!! アンブ・・・さぁーー・・・モンスターちゃーーーん・・・ケリ付けるっぺよ・・・ モンスター・・・グガァァァァ!!! グレッド・・・今ごろ誰が何をしてるんだろーなぁ・・・隕石は今日で落ちるし・・・ ま、俺は死なねーけどな・・・このコーガソードがあるかぎり・・・ 空は隕石で覆われ、日は照っていない 真っ暗闇の中グレッドはつぶやいていた ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ゴゴゴゴゴ・・ゴゴ・・・ グレッド・・・ちっ、地震の間隔が早くなってきやがった・・・真っ暗で何も見えねーよー・・・ そろそろ行動に移るかな・・・ムムムムム・・・ -星連- どうやら混戦したようだが決着はついたようだ アンブ・・・くっそーーー変なとこに噛み付いて・・・危なかった モンスター・・・キューーー アンブ・・・ミサイルはどうなったんだ?はやく発射台にいかねば・・・ -アンブ研究所- 平八・・・なぁ・・・アンブさんがんばってんだろ?・・俺らは、アンブさんについていこうぜ・・・この星で・・・ ルール・・・な、なに言ってんだ?いくらなんでも・・・あと4、5時間だぜ!?もう行くぞ!! リトラ・・・俺もこの命・・・アンブさんにあずけらぁ・・・ ノーヴァ・・・俺も!!! クアル・・・私も!! ルール・・・お前ら・・・荷物積み込めなかったからだろ 平八・・・リトラ・・・ノーヴァ・・・クアル・・・うん!!! ルール・・・ま、俺もアンブさんに任せるよ・・・ どうやら・・・アンブは人望はあるようだ -星連-〔残り1時間〕 アンブ・・・ここをこうして・・・よっしゃぁ!!!発射台は直ったぁ!!!早く!!!角度修正!!! 歩兵軍・・・も、もう無理です・・・外を見てください・・・雲が・・・隕石に吹き飛ばされています・・・ ってことは隕石は標高3000メートルってとこですね・・・に、逃げましょう!!!絶対無理ですよォ!!! アンブ・・・ぐちゃぐちゃ言うとたたっ殺すで!!!はよせぇ!!!まだ重力が反発してるから、1時間はもつ!!!早く!!!! 将軍・・・そうだぁ!!!早くしろォ!!! 歩兵軍・・・し、しかし・・・あ!!!アンブさん!!!発射予定時間は残り7秒でした!!! アンブ・・・は、はやく言えや!!!時計係り!!!まだ・・・角度の修正が!!! 歩兵軍・・・もうだめです!!!風圧で!!!うわあああああ!!! 歩兵軍の一人があまりの風圧で上空1000メートルぐらいまでふきとばされてしまった 外は竜巻が荒れ狂い、風速は100メートルを超えている こんな時に冷静な行動をとるのはまず無理だろう・・・ ズゴゴゴゴゴ・・・・ アンブ・・・くっっっ・・・まだ角度修正が・・・ちっくしょぅ!!!・・・発射!!!! ズドヒューーーーン!!! 核ミサイルは勢い良く発射された が、次の瞬間、衛星にあてるつもりが隕石に命中!!! 隕石は2つに割れ!!!破壊力が2倍になった・・・速度も二倍に・・・ アンブ・・・そんな・・・あ・・・あ・・・〔お、おわったんやな・・・・・・ 所詮俺はこの星を守れなかったんや・・・何が宇宙一の知恵者や・・・こんな時に、知恵を使ってこそ・・・知恵者やんけ・・・〕 将軍・・・おわったぁぁぁぁぁ!!!!! 歩兵軍・・・こんなことなら非難してればよかった!!!お前なんかを信じた俺らがばかだったんだ!!!ちくしょう!!!ちくしょう!!! 歩兵軍は、すごい形相でアンブをにらんでこう怒鳴った アンブ・・・・・・す・・・すいませんでした!!!ヒクッ・・・こ・・・このワイが、しょーもない知恵使って ・・・いらんことしたばかりに・・・ほんますいませんでした!!! 歩兵軍・・・いまさら・・・そんな泣いてどけざしても・・・何がどうなる訳でもないですよ・・・ あなたはすごかったですよ・・・ありがとうございました・・・この星と・・・運命を共にできれば本命ですよ・・・ アンブ・・・ほ・・・ほんますいませんで・・・し・・た・・・ -アンブ研究所- ルール・・・アンブさん失敗したんだな・・・ クアル・・・あの人でも失敗ってのがあるんだな・・・しらなかった・・・ 平八・・・完璧な人ってのはいないもんだな・・・ ノーヴァ・・・俺達はあの人を頼りすぎてた!!!俺達も・・・手伝うべきだったんだ!!!くっそぉ!!! 平八・・・よせよせ・・・もうなにを言ってもどうにもなんねーよ・・・ もう肉眼で、隕石の表面がはっきりと見える・・・ 残った住人は、何を思い、星と同じ運命を迎える事にしたんだろうか・・・ いま、クラック星に終わりが訪れる・・・ ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・・・・・